キァンティ・クラッシコ

Chianti Classico DOCG 規定

キァンティ・クラッシコDOCG

原産地呼称法

1967年にキァンティDOCワインとして認定。キァンティ・クラッシコはサブリージョンとしての登録。

1984年にキァンティDOCがDOCG(1980年制定)に昇格。

1996年にキァンティ・クラッシコがDOCGとしてキァンティDOCGから独立。

ブドウ品種

サンジョヴェーゼ種を80〜100%。20%は地元の黒ブドウをブレンド可。(※キァンティ・クラッシコではないノーマルのキァンティはサンジョヴェーゼ種のブレンド70%、75%以上のものが多く、白ブドウを加えることができる場合がある)

※白ブドウの使用禁止(2006年〜)

※サンジョヴェーゼ100%認可(1996年〜)

生産地域

キァンティは、今ではトスカーナ州にある10県のうち6県での生産が認められています。

→グレー色の区域

キァンティ・クラッシコはキァンティの発祥地区で“クラシックなエリア”シエナとフィレンツェの間の丘陵地帯のみが生産認可地区となります。

→赤色の区域


 

フィレンツェ県

 

グレーヴェ・イン・キァンティ市、バルベリーノ・ヴァル・デルザ市、サン・カッシャーノ・ヴァル・ディ・ペーザ市、タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ市

 

シエナ県

カステッリーナ・イン・キァンティ市、ラッダ・イン・キァンティ市、ガイオーレ・イン・キァンティ市、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ市、ポッジボンシ市

 

 

1932年に制定されたより古いキァンティの原産地区。ただし700m以上の標高でない場所。

石灰質性のマール(泥灰土)、粘土性土壌、砂質、石を含むエリア

 

総面積 70000ha

 

ブドウ畑 総面積 7000ha

1haあたりの最大ブドウ収穫量

8000kg

最低アルコール度数

12%

タイプ

ベース(アンナータ) 収穫の翌年10月1日以降に出荷可能。

リゼルヴァ 24カ月の熟成。少なくとも3カ月の瓶内熟成。最低アルコール度数12.5%

グラン・セレツィオーネ 30カ月の熟成。少なくとも3カ月の瓶内熟成。クリュ(単一畑)もしくは最良のブドウ収穫。