パリオ観戦ガイド

ここでは、実際にパリオを楽しむ上で役に立つ情報を記しましょう。

 

当サイトでは、パリオチケット(プローヴァおよび本戦)手配も承ります。

パリオは年2回

まず基本情報として、パリオは年に2回行われます。期日は、7月2日と8月16日(雨天時は翌日開催)です。

まずはどちらのタイミングで観戦するかをプランニングしましょう。

ホテルを押さえる

パリオ本番は夕方から夜にかけて行われます。よって車を持っていない限りは、事前にシエナに当日泊まれる宿を取ることをお勧めします。※なるべく早い時期でないと価格の上昇、満室の憂き目を見ることになります。
同じ理由でディナーのレストランも抑えておいたほうが無難です。

3日前からのプローヴァ(トライアル・ラン)もお薦め

旅行の日程が合わず、パリオ当日にシエナに来られない場合でもあきらめないでください。あまり知られていませんが、3日前から前日までに行われるプローヴァと呼ばれる試走を観戦するだけでもなかなかの迫力で雰囲気を味わうことができます。特に午後のプローヴァ(プローヴァ・ジェネラーレ)は広場が満員になるほどですから、パリオの熱気を存分に味わえるでしょう。(ただレース自体は本追いしません)
またこの期間は各コントラーダが外で宴会をしているので、賑やかな夏の夜の雰囲気を楽しむことができるでしょう。

広場(無料)派かスタンド(有料)派

パリオの観戦には、無料エリアと有料エリアがあります。無料エリアとはカンポ広場の中のコンコースで囲まれたエリア。有料エリアは外周のスタンド席やテラス席です。それぞれのメリット、デメリットがありますので少し記しましょう。

無料エリア


メリット

・無料で観戦できる。

・場所さえ早めにとれば最前席で見ることができる。

デメリット
・立ちっぱなしなので疲れる。

・トイレがない。

・遅く入場してしまうと広場の中心に位置取ることになり、レースをあまりよく見ることができない。(背が低い方はなおさら)

・人が多い中に長くいることになる。
・日なたにいる時間が長い。(一度入場すると、緊急時を除き退場できない。)

有料エリア


メリット

・スタンド席の場合は着席して観戦ができる。(立ち見のテラス席の場合も内部に着席できる休憩スペースがある。)

・ちょうどいい高さと近さで全体を見渡すことができる。馬の競争をしっかり目で追うことができる。

・テラス席の場合はトイレやブッフェもある。

デメリット
・コストがかかる

テラス席(本戦350ユーロ〜)

通常トイレ付き
立ち見か着席
内部に休憩所あり。オプション次第でブッフェ・ドリンク・TV中継付き

テラス席からのビュー

スタンド席(本戦300ユーロ〜)

通常トイレなし
着席

 

 


まとめ


体力があるけど、お金はあまりない、でもパリオを一番良いところでみたいという方は、午前中に広場に入りコンコース最前席の陣取る。

 

そこそこいい席で無料で見たい方は15時頃にカンポ広場内に入場する。

疲れるのは嫌だし、あまりきちんと見れなくても雰囲気さえ味わえれば満足という方は、17時過ぎにカンポ広場内に入場する。

 

体力がない方、お金がある方はテラス席かスタンド席。

一生に一度の思い出にしたい、この機会に贅沢したい方はテラス席かスタンド席。

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